2015年10月28日水曜日

2014年(昨年)釣果まとめ1 沼津足保 最強のエサネンブツダイのませ釣り考察

去年の釣果を先にまとめておきます。


2014年より本格的に釣りを再開したので、この年はどんな釣りをするか迷いつつ、まだ遠投カゴにはたどり着いていません。
小物が釣れれば良いやくらいの勢いでサビキ釣りより入りました。


初釣行は6月下旬の沼津の足保港よりスタート。
後々書いていきますが、足保港で潮通しが良いのはL字の折れ曲がるところくらいの外側なのです。図の赤い星より遠投が人気ポイント、場所取りも大変多い。




最初は何もわからずL字先端の赤灯台下(図オレンジ印)で竿を出しておりました。
しかしここもナメたらいけないポイント。沖合25mほどに船道があり沼津の港には珍しく砂地で根がかりは殆どなし。(但し10m程手前は捨石が打ってあるので注意)


ここでの釣果は6~8月の釣行では
サビキでコサバ、イワシが多々。


サビキに掛かったネンブツダイ(これも北陸では見かけない魚で初めて釣った)エサのませ釣りにて
アカエイ、ウツボ、クロアナゴ大量・・・、ゲテモノ3目でした笑


クロアナゴ普通に美味しかったですがね。
ウツボも友人が持って帰り、大変美味しかったけど、捌くのが大変すぎて次回からそっとリリースという事になりました笑。




のませタックルは15~20号の投げ竿3.6m程度のもの
ナイロン4号ライン、トリプルサルカン、捨てオモリ15号程度
ハリスフロロ7号もしくはワイヤー#47を1mほどアシストフック有り
最近細いワイヤーよりも、フロロハリス10号くらいの方が食いが良い事が分かった。


ネンブツダイの鼻と、腹ヒレ上部に針がけ
因みにオオスジイシモチでもなく、クロホシイシモチでもなく、ネンブツダイが何故か食いが良い。
見分け方は下記
http://maioka-fc.info/zukan/nenbutsudai
ネンブツは小さいので、最近はアシストフックなしで丸セイゴ16号程度の大針一本背がけ、ハリス70cm程度で、上記した合わせのタイミングさえしっかりすれば、こちらの方がアタリが多い。


捨てオモリでなく、ジェット天秤、おたふくオモリなどの下に直列仕掛けでもハリスを1m以上とれば今の所釣果に影響はない。捨てオモリだと魚が泳いで捨て糸に絡まる事が多く、トラブルは直列仕掛けの方が少ない。
捨てオモリ仕掛けのメリットは投入角度と捨て糸、ハリスの長さに気をつければ確実に魚を浮かせて置ける事(釣れる魚種が変わってくる)。根がかりの多い場所でオモリだけを犠牲に仕掛けを回収可能な事。(もちろんミチイトより細い糸を捨て糸に使ってください)




クロアナゴのアタリははっきり分かるようになりました。
最初にネンブツダイの背側から食われる事が多く、ここでは竿先が小突かれる程度、鈴を竿先に付けて置くとリンリン言いますので、ここで興奮して合わせると100%バレます。初めての方、気長にお待ち下さい~。
その後1分程度で飲み込み、その際竿に大きくアタリが出ます、明らかに先程の小突きとは違い、大きく竿が絞られます!ここで合わせ。
ここで合わせなくても釣れますが、合わせないと仕掛けを飲まれ、ローリング攻撃で使い物にならなくなります。また根に戻ると魚だけでなく仕掛けもロストしますのでご注意を。


最初の飲み込みで合わせれば、6割以上の確立で上あごにフッキングしますので仕掛けも何度も使えます。




この仕掛けで9月の大潮の日AM6時くらいに前アタリなし一撃で竿尻が浮くほど絞りこまれます。頭を振るような引きで上がってきたのは
高級魚マゴチ!!


たまにこういう魚が出るので、足保の内側あなどれません!
因みに2015年友人は46cmのヒラメを筆頭にカサゴ、オオモンハタも出しました。また春には周りが高級な活きアジでヤエンの最中、ネンブツ泳がせでアオリイカも出ました。
全て内側もしくは赤灯台付近での釣果。
10本中大体9本はウツボやクロアナゴですが、10分の1くらいの確立でスペシャルゲストが来ます。
スペシャルゲストの場合いきなり本アタリが多いです。ヒラメ40(秒)という言葉ありますが、ここではいきなり竿持っていきそうになりました。




今でも充分なスペースが取れる場合は、カゴ釣りと平行して、のませ釣りの仕掛けを出します。
特に夜釣りに分があり、これまでに釣れなかった事は一度もないレベルです。
簡単な仕掛けで良いのは魅力ですね。但し以下の点に気をつけて下さい。


・混んでいる時は捨てオモリ(底固定仕掛け)でも潮流に気をつけて竿を出す、特にオモリの号数に気をつけて、港内側でも12号以下は充分に流れます、スパイクシンカーが理想。両隣30mくらいに釣り人がいる位で何かの釣りと平行して竿を出す限界かと。


・最悪なのは放っておいて他の釣り人の仕掛けにお祭りしたり、魚や船外機に巻き込まれ竿ごと海にボッチャンな事態。放っておいて竿管理できないならオススメできません。


・仕掛け、エサは30分に一度は点検。エサのネンブツが弱っているとウツボかクロアナゴしか食いません。また居食いしてる事も多々あります、回収時に一度合わせを入れた方が良いです。


・堤防に直置き竿の場合は踏まれないように注意、特に夜釣りの場合、竿踏まれて折れた程度ならまだこっちが一方的に悪いので良いのですが、踏んだ人が海に落ちたら・・という可能性も考えてみましょう。ケミホタルなど竿尻付近に置いたり、通行スペースが取れるなら竿受けを使用しましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿