2018年12月15日土曜日

2018 12/13~14 南伊豆~東伊豆 地磯 今年最後の釣行

あっという間の一年、今年も素敵な釣りがたくさん出来ました。
今年最後の締めに友人と二人での釣行です。

12/13日の昼過ぎに集合し、南を目指します。夜の早い内は風の影響もなさそうなので先週よ~ぜふさんと一緒に入った磯を目指します。

17:30現着
すっかり暗くなっていましたが、今回二人で目的の磯を目指します。
今年何度か磯でのカゴ釣りを経験して、装備があれば磯初心者二人でも入れそうな磯の目星がついてきました。
我々は普段夜中に釣り場に入ることが多いので、夜の磯に無事に入釣出来るかの訓練でもあります。今回は道に迷ったら引き返して防波堤に行こうと考えていましたが、先週の記憶を頼りに一発で目的地に入れました。

釣り場のレパートリーが増えて嬉しい!

仕掛けを準備して投げ込みますが、先週に引き続きあまり潮が動いていません・・。
エサは残ることもあるので、ハリスや針にあれこれ考慮しつつチャンスを待ちます。

2時間ほどやっていると潮の微妙な左流れが発生、とたんに友人のウキが入ります、割と良い引きのようで下に突っ込んでいて手前までくると猛烈に横に走ります。もう一歩というところで魚の姿を確認できずフックアウト。
根ズレで切れたわけではないので、もしかして口の弱いあの魚だったのかもしれません・・しかし後の祭り。

そのすぐ後にもう一度友人が掛けますが今度はすぐにフックアウト、やはりこれはサバじゃない可能性が高い。

今がチャンスと自分も打ち込みますが、こんな時に限ってフグに針を取られたりと、時間を使ってしまいます。
そのうち風が出てきて20分もしないうちに爆風になり、仕掛けが同調しません・・。
しばらく粘りましたがかなりやり辛いのと、初心者二人では危険もあると思い、22:30頃撤収です。



まだ時間はあるので作戦会議をして、風裏となる東伊豆の開拓をしてみることにしました。
東の人気堤防、伊東港は追い風ですがかなり強いのと、人が全然居なかったので二人とも「なんかここじゃない気がする」と思い、別場所を目指します。
前から入ってみたかった割とイージーな地磯を実際歩いて下調べし、ここなら行けそうと判断、風も全然吹いていません!

AM2:30第二ラウンド開始
先行者がなく自分達で考察するに、足場が高いので海水を汲むのにも延長ロープか諦めてその辺の水溜りを使うか、バックスペースに敷物をしないと絶対に竿を折ってしまう場所。ウキの見方もいつもと違って見下ろすので注意。それでも一回仕掛け引っ掛けてダメにしました。
竿折れなくて良かったですが、投げる体勢に入ったらすぐに投げること、そよ風でもハリスは簡単に動くのでカゴを絶対に敷物含め地面につけない、フルスイングしない。

開始早々にアタリがありますが掛からない、インブライトでは全然エサが残らないので針は伊勢尼ブラック、潮も緩いのでフロートもブラックを選択して少しでもエサ取りをかわしていきます。
ハタンポやムツッコがたまに釣れエサ取りの正体は判明。
更に棚を上げていき、約4mとします。
その時ウキがジワッと入っていく、足場の高さからタモがまったく届かない、ハリスは取り替えたばかりで傷なしのはず&少々強気の号数ですので針は飲ませた方が良いと一瞬の判断、一時おいて合わせます。

引きは強いですが、本日から地磯やいずれ行くであろう離島用にリールtailwalk「ELAN SUPER WIDE POWER」 を導入。8号ラインを巻いておりドラグ力・一回転の巻上げも6500よりは全然上なので、かなり余裕を持ったやり取りができます。
高いところ抜き上げようとしますが、魚が大きくて空中でリールが巻けない、もうこれは仕方なので、切れないことを祈りながら無理やりラインを持ってたくし上げます。

なんとか上がってきたのは40cmオーバーの巨大なサバでした!!
体高は細いイナダくらいあります。
いやぁ今年最後の釣りでボウズじゃなくて良かった・・。

その後すぐに友人も大サバを追加、自分ももう一匹33cm中の大サバくらいを追加。空中でリールが巻けなくなるのさっきのやつ位でした。

夜明けになり、エサ取りと風もきつくなってきたので素晴らしい日の出を見届けてAM7:00撤収しました。


なんとか今年最後の釣りを嬉しい魚で、冬にしかも地磯から仕留められてよかった。
来年に繋がる素晴らしい釣行でした。

でかいサバは所謂トロサバってやつで、物凄い脂の乗り方。しめ鯖にして食べてますが脂が凄くて霜降り食ってるみたいで逆にあんまりたくさん食べられません笑、サバってこんな美味い魚なんだな。

釣果:
南伊豆 なし
東伊豆 サバ2匹
ハタンポ・ムツッコ(リリース)

<本日の反省>
磯歩きの足の使い方が分かってきた、前回よりかなり負担が軽減した気がする。ELANについては8号ラインで前回より飛んでいたので、このリールとABUで投げ方をもっと良くしていきたい。ABU6500と使い分けていこうと思う。

<今年の反省>
・両軸操作は大きく安定した。ハリス絡みとかトラブルもかなり減ったし、もっと全身を使って竿のバウンドを生かし飛距離をもっと稼いでいきたい。
・ただ投げてウキを見ているだけでなく、潮を読み海中をイメージし、どういう風にしたら狙う魚にアピールできるのか、エサ取りをかわせるのか一歩進んで具体的に考えられるようになった。勿論釣れない時もあるけど、難しい状況も楽しめるようになってきた。確実にボーズが減っている。どんどん知識や対応力を増やしていきたい。
・簡単なアプローチ場所であれば地磯でカゴ釣り出来るようになった。来年も色んな磯にトライしてみたい。
・イサキ・ヒラスズキ・タチウオなど初魚種にもたくさん巡り合えた。特にイサキは磯でしかなかなかお目にかかれない魚種。そしてトップシーズン中ではあるけどタチウオ釣りでちゃんと結果を出せた。
大きいタイは釣れなかったけど、これはまた来年!目指せ60cmオーバー。そして来年はシマアジを仕留める!!そして離島に挑戦したい!!

上記全ては、堤防でお会いした優しい皆様、カゴ釣りブログを書いている皆様、そしていつも釣りの素晴らしさと奥深さを教えてくれる、よ~ぜふさんのお陰。
伊豆半島の海で釣り出来て嬉しい。仕事が立て込んでいても上手く自分の時間を作れるようになってきたし、思うようにいかない事があっても、堤防や磯を歩き、匂いや音を感じ、海の景観、魚が「さぁやろう!」って気持ちにさせてくれる。
自分を突き詰められる最高の趣味を持って良かった。
我々ミュージシャン釣りチームで釣りに行き始めて5年、ブログ著者nishiがカゴ釣りを始めて来年で4年目。もっともっと突き詰めていきたいと思います。良いお年を!

両軸タックル:SHIMANO 磯遠投EV4-520RP
tailwalk ELAN SUPER WIDE POWER 71BR
レグロンネプチューン8号、誘導天秤(半誘導)
ウキICBM12号、よ~ぜふカゴ夜光2型12号、ハリス2.5号2ヒロ~3ヒロ、3.5号1ヒロ、マダイフロートブラック、インブライトマダイ9号、伊勢尼9号、極アジ9・10号
クラッシュオキアミ&アミエビコマセ、オキアミ付けエサ

2018年12月7日金曜日

2018 12/7 南伊豆地磯 withよ~ぜふさん

本日は友人と釣行予定で、どこにいこうかな~と思っていたところ、よ~ぜふさんのブログに釣行予定の文字が!
これは!と思い連絡してご一緒させて頂きました!!

よ~ぜふさんが早めに釣り場に向かってくれ、候補のポイントがウネリでダメそうだったので夏にご一緒した磯に集合となりました。

AM0:00過ぎ駐車場到着
磯装備を準備して歩き始めます。
伊豆は東京よりずいぶん暖かく、フル装備の防寒ウェアでしたので凄い暑い・・
林道に入って目印を頼りに森を下っていきます。
少し迷いましたが無事に磯の入り口を発見!まずは自分一人が下っていきます。
あれ?ロープがある。誰か設置してくれたのかな?

・・・

やたら急な下りだなぁ

・・・

もはや崖だなぁ

・・・

何かがおかしい!!!!!こんなキツイ場所じゃなかったはず

そう、ここでやらかしました。入るポイントは森を下った左側になるのですが、ヘッドライトのみの暗闇の中、目印を間違えてかなり右側に進んでしまったようです。
そこにも別の目印があって入り口の木の種類も同じだったことから、自分達は入るべきポイントの隣、地磯ガイドでもかなりレベルの高い地獄磯に入釣しようとしていたのです・・
本には渡船利用した方が良いと書かれているくらいで、ロッククライミングの方が行く場所だそうですwそんなん磯初心者が背負子背負ってとか絶対ムリなやつ。

友人に竿などを投げ渡して何とか戻れました。
体力といういうより暗闇の森の中で迷うという事態に精神的にかなりやられました・・
一人じゃなくてよかった・・


何とか元の林道に戻って、先に釣りしているよ~ぜふさんに電話で泣きつきました。
よ~ぜふさん林道まで迎えに来てくれて本当にありがとうございました。結局林道から5分もいかないうちにポイントに到着w
時刻はAM1:00
一時間近く森で彷徨いましたwもう二度とこんな経験したくない、死ぬんじゃないかと本気で思った・・ルートは慎重に・・。



さて、息を整えて仕掛けを準備します。
よ~ぜふさんは既に大きなイサキをお持ちです。
自分も投げ込みます、潮はゆったりと左ですが相当緩い、エサは残ります。
友人は一投目で特大サバを釣り上げます。

どうも本日は遠投有利みたいで、よ~ぜふさんはイサキや大サバを追加、友人も2本目の大サバを上げます。
自分のウキだけ二人より15mほど手前にあり、どうも動きがありません。
そのうち潮も止まってしまい、風が潮とは逆に吹いてきてウキが押されます。仕掛けが同調しません。全員のアタリが遠のきました。

よ~ぜふさんに暖かい飲み物を淹れて頂き、三人で休憩しつつまたボチボチやりつつ朝を迎えます。
自分もハリを変更したりフロートを付けたりタナを変えたりと対応しますが、なかなかウキが動かない!

朝マズメで予報通り更に風が強くなり、最後にイサキを追加したよ~ぜふさんは先に納竿です。

自分達は更にAM9:00まで粘りますが、その後はエサ取りが出てきてイカタンを付けても瞬殺されてしまい追加は出来ずに終了です。
あの魚の回遊はありませんでした。そう簡単には出会えないですね~。

結果はボウズですが、またよ~ぜふさんの釣り方から色んな事を勉強させて頂きました。そしてなにより次に繋がる楽しい釣行でした~!!

潮の満ち干きと潮の流れというのはあまり関係がないこと、潮の流れが緩く厳しい状況の時の対応方法。これから狙える魚達などなど、ワクワクするお話がたくさんでした!


帰りに有名な下田「とんかつ一(はじめ)」に寄ったのですが、入店して「初めてです!」って言った瞬間にミックスフライかと思いきや、今日は牡蠣があるから~って言われ牡蠣フライミックス定食になりました。
特大牡蠣フライ10個以上入ってました。牡蠣もヒレカツもとても美味かった!!そしてまだ11時台なのに皆にカキフライ盛りすぎて、あと1人分しか無いって・・。初めての強制お代わりも発動し、とんでもないエンターテインメントなお店でした。満腹中枢より早く食べないといけないお店、腹がちぎれる。
大食漢なら是非~。

釣果:なし

<本日の反省>
結果は変わらなかったかもしれないけど、もう少しだけ遠くに投げる技量を身に付けないといけない。ちょっと思うところがあるので次回試したいと思う。冬も釣りにいくぜ!
それと夜地磯に入るときは本当に慎重に行動しないといけない。釣りの高揚感で、「あ~多分こっちでしょ!」ってのがヤバイ。

両軸タックル:SHIMANO 磯遠投EV4-520RP
Abu Garcia 6500CS ROCKETグレーシルバー
レグロンネプチューン6号、誘導天秤(半誘導)
ウキICBM12号、よ~ぜふカゴ夜光12号、ケイムラ12号、ハリス3.5号2ヒロ、極アジ9号、下田カブラ夜光、マダイ9号
アミエビコマセ、オキアミ、イカタン付けエサ